NO6 税理士試験直前の準備
2017.08.07
税理士試験の税法科目を受験するときに、分からない問題に当たったときの対処について、自分なりのルールを作っていました。
理論の場合:通達や計算問題により身につけた計算方法を元に条文を自分なりに構築し、それを文字にして回答紙面に書き込む。
計算の場合:法令や理論問題により身につけた条文解釈を元に通達や計算方法を自分なりに構築し、それを元に計算を行う。
上記においても回答が得られないときは、自分が持っている税法に関する常識的感覚を元に、あるべき条文や通達を想定して回答をする、という思考手順で難問にあたるようにしていました。
実務に際して問題にあたったときには、まずは自分の持っている税法に関する常識的感覚を元に回答を想定し、その後に条文や通達をあたって確認をしています。そこで自分の持っている常識的感覚と実際の法令のズレがあれば、逐一、自らの感覚に対して修正を加えていくようにしています。原理原則が完全に身につけば、常にそれに従って行動すればよく、「えいや!」の判断を迫られることはなくなるはずだと考えています。