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医療機関・介護施設のM&A(第三者への事業承継) 

2013.04.11

~医療機関のM&A~

 現院長からご子息等へ事業を承継できない事情がある場合は、第三者に事業を承継してもらう(売却する)可能性を探ることになります。そこで、医療機関においても、一般企業と同じく、M&A(第三者への事業承継)というものが検討対象に入ってきます。

  医療機関のM&Aを大別すると、売り手側の事業形態が個人診療所の場合と医療法人の場合との2種類に分かれます。

 ≪個人診療所の場合≫
   ● 個人医師が買い取って承継する
   ● 他の医療法人が施設を買い取って分院にする

 ≪医療法人の場合≫
   ● 個人医師が出資持分を買い取って承継する
   ● 他の医療法人が施設を買い取って分院にする
   ● 医療法人同士の合併

 

~介護施設のM&A~

 介護事業の多くは、株式会社でも行うことができます。そのため、買い手は医療法人にかかわらず、広く一般企業も対象になるため、医療機関よりも買い手が見つかりやすい傾向があります。全く別事業の企業が新たに介護事業に入りたいケースも多く、まずはM&Aでノウハウも含めて買い取りたいというニーズがあります。

 また、株式会社同士のM&Aでは、医療法や県庁の指導などの制約も少なく、自由度の高いM&Aが可能です。

 
弊社は、医療機関・介護施設の事業承継支援も行っております。ご興味のある方はこちら

 

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